こんにちは、リサボローです!
「呼吸はしていますか?」——救急隊員にそう聞かれた瞬間、私は叫んでいました。「わかりません!!」
私は看護師です。毎日患者さんのそばにいます。でも、わが子が熱性けいれんを起こして目の前で体をビクビクさせている姿を見たとき、頭の中が真っ白になりました😢 知識があっても、自分の子のこととなればこうなるんです。
この記事は、わが子の熱性けいれんを2回+α経験した看護師ママのリアルな体験談です。「子どもがけいれんした」「また起きたらどうしよう」「脳への影響が心配」——そんな不安を抱えているパパ・ママに、親がまず何をすればいいのかを、できるだけわかりやすくお伝えできたらと思います。
先に結論だけお伝えすると、熱性けいれんで親がまずやるべきことは次の3つです👇
- 初めてのけいれんなら、迷わず救急車を呼ぶ
- 安全な場所で、誤嚥しないように横向きで寝かせる
- 時間を測る・できれば動画を撮る
この3つだけでも頭に入れておくと、いざというときの動き方がまったく変わります。それぞれ後ほど詳しく説明しますね😊
※この記事は看護師としての知識と個人の体験をもとに書いています。医療的な判断はかかりつけ医・救急医に必ずご相談ください。
この記事でわかること
- 熱性けいれんが起きたとき、親がまずやるべき3つのこと
- 看護師ママが実際に経験した熱性けいれん2回+αのリアルな記録
- 熱性けいれんとはどんなものか(基礎知識)
- やってはいけないNG対応
- けいれん後の不安との向き合い方・備えておいてよかったもの
わが子の熱性けいれん、2回+αの記録
うちの子は、熱性けいれんを2回経験しています。さらに熱性ミオクローヌスも経験し、救急搬送もしました。まずは実際に何が起きたのか、正直に書いていきますね。
【1回目】1歳6ヶ月・コロナで40度の発熱中に
最初のけいれんは、1歳6ヶ月のとき。コロナに感染して、40度の高熱が出た日のことです。
お昼寝から起きたわが子は、熱のせいでぐずっていました。抱っこをしてあやしていると、突然けいれんが始まったんです。
とっさにパパに声をかけながら、床に静かに寝かせました。「大丈夫だから」——自分に言い聞かせるように言ったのか、パパに言ったのか、今でもよく覚えていません。
すぐに救急に電話して、時間を計り始めました。電話口では「意識はありますか?呼吸はありますか?」と聞かれました。意識は——まだ戻っていない。呼吸は——体が小さくて、動揺もあって、正直よくわかりませんでした。
胸の動きをじっと見て、顔を鼻と口元に近づけると、かすかに息があることがわかりました。看護師として呼吸確認の方法は知っていました。でも、自分の子どもを前にすると、体が震えていました🥲
【2回目】保育園入園後・2歳2ヶ月ごろ
保育園に入ってからも、1回けいれんが起きました。2歳2ヶ月あたりです。
1回目ほど長くはなく、5分かからないくらいの痙攣でした。今度は動画を撮ることができたんです。どんなけいれんだったか、どのくらい続いたか——記録として残せたことは、その後の診察でとても役立ちました。救急車も呼び、病院に到着してからダイアップ(座薬)を使用しました。
【番外】熱性ミオクローヌスも経験しました
飛び起きて駆け寄ると、意識はある。でも体がビクッ、ビクッと繰り返し動いている。その度に子どもはびっくりして、また泣く。「けいれんだ」と思い、すぐに救急車を呼びました。
病院で動画を見せたところ、診断は熱性ミオクローヌス。けいれんとは少し異なる、発熱時に起こる筋肉のピクつきでした。動画を撮っていたからこそ、その場で診断がついた瞬間でした。
3歳になった今でも、熱を出すたびに不安でたまりません。「また起きるんじゃないか」「夜中に気づけなかったら」「今度は長引いたら」——けいれんを経験した親なら、きっとこの感覚わかってもらえると思います。
そもそも熱性けいれんって、どんなもの?
まず、熱性けいれんについて簡単に説明しますね。
- 生後6ヶ月〜6歳ごろの子どもに起こりやすい
- 38度以上の発熱に伴って起こるけいれん
- 乳幼児期によく見られる症状
- ほとんどは数分以内に自然に止まる
詳しい頻度や経過については、こちらをご参照ください。 → 熱性けいれん(熱性発作)診療ガイドライン2023に基づいて解説|医療法人社団かけはし
わが子のけいれんを経験して、看護師として知っていたこと・実際にやれたこと・やれなかったことがあります。正直にお伝えします。

頭でわかっていても、目の前でわが子がけいれんしている姿は本当に怖い。それは、看護師の私でも同じでした🥲
熱性けいれんが起きたら?親がまずやるべき3つの対応【最重要】
ここがこの記事で一番伝えたいところです。わが子のけいれんを経験して、「これだけは知っておいてほしい」と思った親がまずやるべき3つの対応を、順番にお伝えします。
①【初めてなら迷わず救急車】けいれんしたら119番
「救急車を呼んでいいのかな…」と迷う必要はありません。迷った時点で呼んでください。特に次のような場合は、絶対に迷わず呼びます👇
- 初めてのけいれんのとき
- けいれんが5分以上続いている
- けいれんが繰り返す
- けいれん後も意識が戻らない
初めてのけいれんは、本当にこのまま大丈夫なのか親には判断がつきません。私も看護師ですが、わが子のときはためらわず救急に電話しました。初めてなら、まず救急車。これが大原則です。
②【安全な場所で横向きに寝かせる】誤嚥(窒息)を防ぐ
けいれん中は、唾液や嘔吐物が出ることがあります。仰向けのままだと気道に詰まって窒息する危険があるため、ぶつかる物のない安全な場所で、必ず横向きに寝かせてください。誤嚥を防ぐいちばん大事なポイントです。
抱っこ中にけいれんが起きた私は、とっさに床へ横向きに寝かせました。この判断だけは、看護師の知識がすぐに体を動かしてくれた瞬間でした。
③【時間を測る・できれば動画を撮る】診断に直結します
けいれんが始まったら、すぐにスマホで時間を計り始めてください。「何分続いたか」は、救急隊員・医師が最初に必ず聞くことです。動揺していると時間の感覚がなくなるので、意識して計ることが大切です。
そして余裕があれば、けいれんの様子を動画で撮ってください。体のどの部分が動いていたか、左右対称か片側だけか、目はどこを向いていたか——これが後の診断に直結します。実際に私も、熱性ミオクローヌスのときに動画を見せたことで、その場で診断がつきました。落ち着いてできなくても大丈夫。「測る・撮る」を頭の片隅に置いておくだけで違います😊
④呼吸・唇の色・胸の動きを確認する
「呼吸はしているか」——これが一番大事な確認です。でも、動揺しているとこれが一番難しい。胸がちゃんと動いているか目で見て、顔を鼻と口元に近づけて息を感じてください。唇が紫色(チアノーゼ)になっていないかも確認します。
1回目のけいれんのとき、「呼吸はありますか?」と聞かれた私は「わかりません!」と叫びました。落ち着いて胸の動きを見て、口元に顔を近づけて、やっと「息をしている」とわかったんです。知識があっても、わが子のこととなればこうなる。だからこそ、今のうちに頭に入れておいてほしいのです。
⚠️ やってはいけないNG対応
×口に物を入れない
「舌を噛むから」とタオルや指を口に入れるのは絶対にNGです。けいれん中に舌を飲み込むことはありません。逆に窒息や怪我の原因になります。
×体を強く押さえない
けいれんを止めようと体を押さえつけるのもNGです。無理に動きを止めようとすると、骨折や脱臼の危険があります。見守ることが正しい対応です。
けいれん後の不安、全部正直に書きます
けいれんが止まって、救急車が来て、病院で診てもらって——それでも不安は消えませんでした。
「夜中にまた起きたらどうしよう」「脳に影響が出ないか」「意識が戻らないんじゃないか」「熱を出すたびにまた起きる?」
3歳になった今でも、発熱のたびにこの不安が頭をよぎります。これは、看護師であっても同じです。知識があっても、消えない不安がある。それがわが子への愛情だと、今は思っています。
熱性けいれんに備えて、看護師ママが実際に使っているもの
体温計|オムロン(15秒スピード検温)
熱性けいれんの子どもを持つ親として、体温計は「早く・正確に・起こさずに測れる」ものがいいと思います。
わが家で使っているのはオムロンの体温計。平均15秒のスピード検温なので、ぐずっている子どもにもストレスなく使えます。先端がやわらかいゴム素材で、寝ている子の脇に差し込んでも起きにくいんです。
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けいれん記録メモ(受診時に役立ちます)
病院に行くたびに「どんなけいれんでしたか?」と聞かれます。以下をメモしておくと診察がスムーズです👇
・いつ起きたか
・何分続いたか
・どんな動きだったか
・熱は何度だったか
さきほどお伝えした動画と合わせて残しておくことを強くおすすめします。
まとめ|熱性けいれんは「3つの対応」を覚えておけば大丈夫
最後に、この記事でいちばん伝えたかった親がまずやるべき3つの対応をもう一度おさらいします👇
- 初めてのけいれんなら、迷わず救急車を呼ぶ
- 安全な場所で、誤嚥しないように横向きで寝かせる
- 時間を測る・できれば動画を撮る
おわりに|怖いけど、知っていたから動けた
「呼吸はありますか?」と聞かれて「わかりません!」と叫んだ私が、今これを書いています。看護師でも、わが子のこととなれば頭が真っ白になる。それが正直なところです。
でも——横向きに寝かせること、時間を計ること、動画を撮ること、呼吸を確認すること。知っていたから、体が動いた部分もありました。
発熱のたびに不安になる。3歳になった今でも、私はそうです。この記事が、同じ不安を抱えているパパ・ママの「少しだけ、備えておこう」につながれば嬉しいです😊
何かあればすぐ救急車を呼んでください。迷ったら呼んでいい。それだけは自信を持って言えます。
※この記事は看護師としての知識と個人の体験をもとに書いています。医療的な判断はかかりつけ医・救急医に必ずご相談ください。
それでは、本日はこの辺で失礼します。長くなりましたが、ご覧くださりありがとうございました^ ^
またお会いしましょう🎵


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